新型コロナウイルスに感染し、社員みんなの前で謝罪させられた先輩の話

こんにちは、みさみさです。

今回は、新型コロナウイルスに感染した先輩の話をしたいと思います。

社員1人が新型コロナウイルスに感染し、緊張が走る

自分が働いている会社で新型コロナウイルス感染者が出ました。

自分と年齢が近く、仲良くしている会社の先輩（A君）でした。

A君が陽性と聞いて、「ついにうちの会社も新型コロナウイルスが来たか」と思いました。

毎日、毎日、今日の新型ウイルス感染者は○○人でした、なんて報道されてはいましたが、身近に感染した人がいなかったのでどこか他人事でした。

しかし、A君の陽性で社内で緊張が走りました。

濃厚接触者が2名、自宅待機になりました。

うちの会社は従業員が30名ほどの小さな会社なので、A君を含めた3人が離脱すると仕事に対する影響はかなり大きいです。

M君とは部署が違うので詳細は分かりませんが、仕事が回らなくなったみたいです。

濃厚接触者は2名とも陰性で、社内でクラスターとなることはなかったです。一安心でした。

A君の恋人は医療従事者でした。A君の恋人も陽性だったそうです。

どちらが先に感染したかはわかりませんが、一緒に暮らしていると感染は避けられないんだなと思いました。

家族の誰かが陽性になると、全員感染してもおかしくない状況ですね。

家族を守るためにもまず、自分がしっかりと対策を取らないといけないと再確認しました。

新型コロナウイルスの感染拡大で医療従事者の方の負担も日に日に大きくなっているところだと思います。

医療従事者の負担を減らすためにもまず、自分が感染しないことに気を付けていこうと思いました。

A君はこの時期に珍しくオミクロン株ではなかったみたいです。

症状は主に3つで倦怠感、微熱、嗅覚味覚異常だったそうです。

今は回復して倦怠感もなく、熱も下がり、嗅覚味覚も通常通り戻っているみたいです。

うちの会社は1,2か月に1度社員全員が集まるミーティングがあります。

そこで仕事の進捗や報告事項があれば共有する場になっています。

療養したA君が仕事に復帰した日にミーティングが設定されました。

会議室にみんなが集まったあとにA君は社長に名指しされ、前に出るよう言われました。

なぜ前に呼ばれたのか理解したA君は申し訳なさそうな顔をしていました。

社長「なんで前に呼ばれたかわかってるよなあ、お前のせいでたくさんの人が迷惑したんや、みんなに言うことあるやろ。」

A君「コロナにかかって、迷惑かけて、申し訳ありませんでした。」

社長「心当たりあるやろ、どうせ夜遊びしてたんやろ。反省しろ。」

A君「申し訳ありませんでした。」

心が痛かった。いつ誰が感染してもおかしくないこの状況で、みんなの前で謝罪させられるとは。

小さな会社だと一人当たりの影響は大きくなる。ただ、どれだけ気をつけても、完全に感染を防ぐことは不可能だ。

新型コロナウイルスに感染しても、困ったときはお互い様。こんな時期だからこそ、心に余裕を持って生活していきたいと思いました。